最近は涼しい日も多く、この間まで猛暑だったのが嘘のように過ごしやすい毎日ですが、早いものでわが子も高校3年生になりました。
毎日毎日部活にあけくれて家にいるより学校にいる方が長かったのですが、この前の大会で念願だったインターハイ(自転車競技部です。)の出場が決まりました。
今年の開催地は静岡ということで、応援と観光を兼ねて温泉宿を予約し、静岡をゆっくり堪能しようということになりました。
東海道新幹線三島駅より伊豆箱根鉄道にて最寄の駅である修善寺の駅まで4時間近くかけてやっと到着。修善寺駅の外観は一見モダンではありますが、内部はふんだんに木を使ってあるので木の香りにとても癒されました。
今年のインターハイのロードの会場は静岡サイクルセンターの5kのロードコースです。
高台からはコースが所々見渡すことができます。
全国各地から地区大会を勝ち進んだ100人越えの高校生達が5kのコースを14週します。
山アリ谷アリをお互い牽制しながら2時間ほどの熱い戦いです。
大画面のモニターを見ながら応援にも熱がはいりました!!高校生最後の大会かと思うといろんなことが思いだされて感極まりますが、結果はどうあれ、最後になにか手ごたえを感じるものがあったならばいのですけど。。。
応援以外で楽しみにしていたのが、2020年の東京オリンピックの競技会場になっている伊豆ベロドロームの見学です。いろいろ資料や写真を見ながら心待ちにしていました。
ドイツの建築家が設計したこの施設はフランス語でベロが自転車でドロームが競技場を意味しています。晴れた日には富士山が見える見晴らしのいい最高の環境であり、また一番の特徴は走路が木製であるということです。常設で室内の木製は日本初でもあります。
最高の傾斜が42°でトラック一周が250mと走路としては短い為、勢いにのっていつもより速いタイムが出やすいそうです。しかも、走路のすぐ間近に観客席があるので迫力ある観戦が望めます。ただ木製は滑ることも多く、選手にとっては落車を伴う危ない走路ではあります。
毎月のように自転車競技が開催されていて基本的には無料で観覧することが出来るそうなのでぜひ一度本格的な自転車競技をご覧になってみてはいかがでしょうか。
三島駅で帰りの新幹線を待つ間に近くのパン屋に入ったらかわいい字で書かれた「みしまころっけ」 をみつけて思わず買ってしまいました。
期待通りのおいしいコロッケでした。
あっという間ではありましたがとても充実した楽しい小旅行でした。
設計課 近藤