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 昨年から始まった「ウッドショック」…。

 面白くない話で申し訳ありませんm(__)m

 

 

 国土の7割が森林の我が国でも大混乱となっている状況です。R4年3月時点でも

まだ出口が見えない状況です。日本全国で木材の取り合いが発生し、コロナ、

インフレ、戦争などが原因で木材価格が上昇しています。

今回の「ウッドショック」は経済的な側面ばかり取り上げられていますが社会的

環境的側面から木材産業(林業)の見直しが求められているのではないでしょうか。

 

            ※下図の表より木材の価格が1.5倍から2倍に推移しています。

                経済産業省ホームページより

 

 持続可能な社会作りが求められている昨今、林業生産者や建築・設計に携わる

側も、行政も真摯に向き合い、打開策を講じるしかないと痛感いたしました。

具体的には林業に対する補助金額や補助金交付先見直し、国産木材の適正価格化

による林業生産者や材木販売会社の後継者育成なども重要です。

また木材ロスの少ない設計や梁材(はり)の国産化取り組みを図り木材の自給率を

あげて外国の影響を受けにくい産業へと変貌しなくてはなりません。

 

 林業の現場では、過酷かつ危険な仕事で若者離れが進行しています。

林業従事者が未来へ希望が持てる産業へと変わって行くことを願います。