コロナウイルスの影響でこれから建てる住宅はある程度の感染症対策ができるような計画を考えたほうがいいかもしれません。
例えば
☆玄関に入ったらすぐ手洗いうがいができる
手洗いは爪先から手首までが推奨されています。
半袖の季節は肘まで洗いたいところです。
これはトイレについているような小さい手洗いではちょっと難しいかもしれません。
玄関から入ってリビングまでに手が洗えて、なおかつトイレからも寝室からも使えるようなオシャレで大きな洗面スペースが理想です。
☆換気しやすい窓の計画
今や店舗でも会社でも換気が必須です。
冷暖房が必要な時期であっても1時間に一回は窓を開けて換気したいところです。
その時、風が入っても外に出なければ意味がありません。
例えば対角線の位置に窓を配置したり、吹き抜けがあれば下から上にぬけるように窓を配置します。
家の隅々まで滞る空気をなくす換気計画が必要です。
☆どこにいても温度差のない室内環境
きなりの家では浴室やトイレ、収納、個人の部屋以外はあまり仕切りをつけません。
その理由はどこにいても温度差のない環境をつくっているからです。
ヒートショックという言葉を聞いたことがあると思いますが、
急激な温度変化は体にかなりの負担がかかると言われています。
それはお年寄りに限ったことではありません。
負担になるということは免疫力も下がってしまう恐れがあります。
コロナ対策では免疫力も必要です。
どこにいても温度差のない環境が住人の健康を守ることに繋がっているのです。
☆24時間換気の配置計画
24時間換気は建築基準法という法律で決められていて必ず取り付けることになっています。
いろんな種類があり、金額も様々です。
しかしその設備もメンテナンスが出来ていないとあまり効果がありません。
その都度業者を呼ぶとなると費用がかかってしまう場合もあります。
ある程度自分等でメンテナンスしやすいか、こまめに掃除がしやすいか
等の特徴をしっかり把握してから機種を選ぶことをお勧めします。
対策方法としていくつか挙げましたが、その他にも
☆在宅ワークが出来る充実した書斎
☆毎日の生活を豊かにする緑溢れる庭
等々おうち時間を有意義に過ごす対策は設計スタッフの得意とするところではあります。
きなりの家新コンセプトハウス