AM:Bau-Frittz GmbH&Co.KG Baufritz 社-展示場、工場
年間160 棟をこなす、ドイツの住宅メーカー。ドイツ式に⾔えば、3.2万㎡の敷地を扱う会社だそうです。組⽴工場は250×1000 の断面(推定)の集成材を梁に⽤いた木造の大空間で、の横にサッシを生産する工場が併設されていました(撮影不可)。事務所には木制の螺旋階段。
工場で組⽴られるのは、内側の仕上げの下地から、外壁(荒材の板張り)、サッシまでが設置されたパネル構造。要は住宅のほぼ壁⼀面全て組み⽴てて、現地に輸送する発想。断熱材は加工過程で出たおがくずを壁内に充填しているそうです。
「だらないのか?」という問いには、90kg/m3 の密度だから大丈夫とのことでした(厚み350)。サッシの方は樹脂枠、木制枠にトリプルガラスの大開口(推定H2400)が印象的でした。
工場横に併設された展示場で目を奪われたのは、リビング南側に設置されたひき違いサッシ(枠アルミ)。推定W4500,H2200 を枠5mmの薄さで囲われたトリプルガラスが滑ります。
性能に加えてデザインも洗練された展示場は、バルコニーの天井ガラスも電動で持ち上がりました。