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3月吉日地鎮祭を執り行いました。

 

地鎮祭の際に改めて勉強になった話がありましたので紹介します。

 

神社のお参りや祭壇への拝礼の際に行う二礼二拍手一礼の意味を丁寧に説明していただきました。

 

まず、礼について、15度の礼を「小揖(しょうゆ)」、45度の礼を「深揖(しんゆう)」、90度の礼を「拝(はい)」と言います。
歴史書に、深く頭を下げることが神様に敬意を示す方法として書かれています。

 

15度、45度の礼は、相手に対する譲る意を表します。

 

90度の礼は、相手に対する最高の敬意を表します。

 

また、「平伏(へいふく)」という60度の礼があり、祝詞を聞く時や、お祓いを受ける時のお辞儀の角度となります。

 

 

そして、拍手は「柏手(かしわで)」といいます。
歴史書にも、手を打つことが、神様への敬意を示す方法としてかかれています。
また、一説で「柏手」で音を立てる理由は、喜びや歓喜の気持ちを表したり、願い事を叶えようと神を呼び出すために手を打つと言われ、邪気を祓う意味があります。

 

拍手の際、右手を少し下にずらして打ち、最後に戻して合掌するのが作法であり、大きく、はっきりした音ほど、願い事が神様に伝わるとされています。

 

改めて一つ一つの動作の意味を知ることができ勉強になりました。
今後は意識して丁寧に取り組んでいきたいと思います。

 

毎回参加させていただいてますが、工事の無事や安全を祈願し、建物、ご家族の繁栄を祈る儀式に身を引き締める思いと、着工前のひとつの節目として、工事が始まっていく緊張感がありますが、どんな建物が出来るのか現場担当として楽しみで仕方ありません。

これから基礎工事、棟上と工程はどんどん進んでいきます。
お施主様にわくわくしていただける家づくりに励んでいきます。

 

建設部 大山