初日、ミュンヘン工科大学からエコツアーが始まりました。
校内はほんの⼀部しか⾒学できませんでしたが、分別ごみの箱さえも絵になるきれいな大学でした。
セミナーのテーマはカウフマン⽒の代理の方による、持続可能な建築について。環境に優しい地域オリジナルの素材を選び、成⻑過程でCO2 を貯蔵した木材を使い、大気中のCO2を建物内に閉じ込めるという考えで、木造建築に注目しているというもの。
ちなみにドイツの建物は100 年。新築は年間で総数の約1%が増えるにとどまり、残りの99%はストックされた住宅の改修工事です。建築物のLCA(ライフサイクルアセスメント)が最も重要な主題です。
提唱のパッシブハウスは年の消費エネルギーが、10kW/hを目指すもので、実践の既存住宅の改修では、40kw/hを半減させているとのこと。
PM:実践建築⾒学とミュンヘン散策
既存の建物を生かしながらエネルギー改修された木造集合住宅で、U 値は1.8 から0.12W/㎡ K にダウン、暖房コストは92%もダウンしたそうです。外壁は、⽑⽻⽴った板張りに風⾬による変⾊を考慮し、劣化した板⾊を最初から塗装して⻑く持たせようというもの。
バルコニーの緑のグラデーションがドイツらしい雰囲気。真中に⽴つのは、全熱交換換気の廃棄⽤煙突です。熱エネルギー消費は、70%が給湯(パネルにより集熱)、30%が暖房ですが、地域暖房というごみ焼却の排熱の配給で賄うとのこと。初日、ミュンヘン工科大学からエコツアーが始まりました。校内はほんの⼀部しか⾒学できませんでしたが、分別ごみの箱さえも絵になるきれいな大学でした。
セミナーのテーマはカウフマン⽒の代理の方による、持続可能な建築について。環境に優しい地域オリジナルの素材を選び、成⻑過程でCO2 を貯蔵した木材を使い、大気中のCO2を建物内に閉じ込めるという考えで、木造建築に注目しているというもの。
ちなみにドイツの建物は100 年。新築は年間で総数の約1%が増えるにとどまり、残りの99%はストックされた住宅の改修工事です。建築物のLCA(ライフサイクルアセスメント)が最も重要な主題です。
提唱のパッシブハウスは年の消費エネルギーが、10kW/hを目指すもので、実践の既存住宅の改修では、40kw/hを半減させているとのこと。
その後、市街の散策。
第二次世界大戦で空爆により破壊された旧絵画館アルテ・ピナコテークは、戦後の資⾦が不⾜する中で、⽡礫を集めてオリジナルに忠実に再建されたため、周辺と⾊が異なり、デザイン的にも簡素になって新旧の差が歴然としています。⾒苦しいので補修しようという声と、その当時にできたベストな結論だったのだからそのまま残そうという声が対⽴する建物です。
その他、ケーニヒスプラッツ周辺には、たくさんの美術館がありました。
しかし月曜日。休館日!!うらめしい段取りです…。
何はともあれ、夕方、講義のあとはミュンヘンの街へ。
新市庁舎のボリューム感に圧倒され、初日終了