2024.11.03
お家のメンテナンス
こんにちは。弊社の仕事を請けてくださる職人さんの中に、赤い彗星が居られます。
気合の入った見た目と気合の入った仕事が特徴です。
先日の現場でお仕事を拝見する機会がありました。
築40年、経年変化に合わせてメンテナンスをしつつ、大事に住まわれているお宅でのこと。
道路面の壁に劣化が見られたため、壁塗装と木部の土台に板金を巻く工事をすることとなりました。
大工さんに木部の下地を修繕してもらい、いざ仕上げです。
家の品格を保ちたいというお客様の後押しもあり、板金はお家の屋根と一緒の銅板で仕上げました。
赤い彗星の方は、板金職人さん。
事前に加工した銅板を合わせ、微調整した後に銅釘で留め付けていきます。
小さな工事ですが、その表情は真剣そのもの。聞きますと、
銅板は板金の中でも繊細で扱いが難しく、難しいために銅板の仕事が好きだ、とのことです。
プロフェッショナル。
その後、壁面の塗装も漆喰風に塗り、再び美しい風格を取り戻したお家。
まだ何十年も保ち続けることでしょう。
銅板の色変化等を想像して愉しむ日常を得たスタッフです。
岩崎