自然とモダンに暮らす家。「き」なりの家

美しい風景と暮らす
自然の理に寄り添った伸びやかな住まい

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美しい風景と暮らす湖畔の家

設計:田中賢二/施工:岡 伸紀/大工:河田修

分譲地の理ではなく、自然の理に従う

「初回に提示されたプランからびっくりしましたね」。
なにより施主のNさんを驚かせたのが、四角い敷地に対して建物が斜めにレイアウトされたプランだった。「『北側に池が広がる景色を活かす』という希望は、同時に検討していた各社さんに伝えていたのですが、どこのプランも敷地に対して平行に配置されたものでした」とご主人。
実は、池は敷地の軸から見ると左奥に向かって広がっている。これを正面にとらえるためには建物そのものを左に向けて建てる必要があったのだ。大胆とも思える提案だが、理由はそれだけではなかったという。斜めにすると、ちょうど南北軸にも沿うかたちとなり、建物は真南を向く。これは、夏の直射日光を家に入れず、反対に冬の室内に陽だまりをつくるための古くからの知恵でもある。

「両隣の家の窓と向き合うこともないし、道路からもリビングが死角になるようになっています。理由を聞いて大いに納得したので、他社さんにもプランの書き直しをお願いしたくらいです。ですが、やはりきなりの家さん以上のものは出てこなかったですね」。

緑の情景に恵まれた地に住む醍醐味を、余すことなく住まいに取り込む

1階と2階で生活を分けたプランニング

「家事動線の良さも気に入っています」。
ご夫妻の希望は、1階は来客と一緒にゆっくりとくつろぐ空間づくりを目指し、いつでもゲストを招けるよう生活スペースを全て2階に持っていくというプランだった。当然、お風呂や洗濯機置き場は2階にあるわけだが、バルコニーに洗濯物を干すならこれはかえって好都合。
「洗濯~物干し~収納までの一連の動作が、スムースにできるのでとても楽なんですよ」と奥様。
洗面スペースからバルコニーに向かう動線の間には家事室も提案され、それらが一直線にレイアウトされる。ライフスタイルに応じた機能的なプランニングもきなりの家らしさだ。

緑の景色に溶け込むリビング空間

南北どこからも緑が目に飛び込む設計

寝室でも、低い窓から緑の趣を

施主のこだわりと、造り手の情熱でできる家

「『一緒に造る』という感じでしたね」。
ご主人がおっしゃるところ、「他の住宅会社の場合、ある程度かたちが決まっているようだったが、きなりの家の場合、真っ白なところからのスタート」だったそう。
「設計の方が直接打合せてくれるので、その場で疑問を解消してくれたり、提案してくれたりと話が早いのもよかったです」とご主人。

イタリア製キッチンの導入をはじめ、照明の位置やタイル1枚にまでこだわりを持って要望されたそうだが、「NOという言葉は一度も聞かれなかった」という。
もちろん、できないことはある。それでも、意を汲んで最大限の提案を返してくれる。その姿勢に感心されたそうだ。
工事に入ってからも、棟梁が収納の使い勝手を考えて、扉の位置や形状に工夫をしてくれるなど、「みなさんで『いいものにしよう』としてくれる姿が伝わってきて本当に感謝しています」と、家づくりを振り返っていただいた。

キッチンも湖畔の景色に開放

洗練とやすらぎを感じるデザイン

「実は当初、コンクリート住宅を検討していたんです」。
家を建てるにあたって、デザイン性はかなり重視していたというNさん。はじめはスタイリッシュなフォルムのコンクリート住宅に興味を持たれていたそう。その頃、『木の家』に対しては、昔ながらの古くさいイメージしかなかったという。
「そんな時、たまたま住宅雑誌で見つけた『きなりの家』の実例写真を見て、その固定概念が吹き飛びましたね。洗練されたモダンでありながら、温もりを感じさせてくれる。HPを見させてもらうと、色々なバリエーションの家を造っておられるので、ここならきっと自分たちの思い通りの家が建てられる」。そう直感されたそうだ。

あえて天井高を抑えて、水平の広がりを強調したリビングダイニング。美しく広がる景観をしっかりと受け止め、床や天井に張られた無垢材が自然とのつながりを高めてくれる。完成したN邸は、自然や環境に溶け込む『上質さ』まで見事にデザインされていた。
「私たちには、少し背伸びした家づくりでしたが、その価値のある家ができたと思います」。Nさんは満足そうにそう語ってくれた。

暮らしに自然があるよろこびを感じる空間に

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 

 

 

 

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